ピック⑰
今日こそは全くもって表題とは違う話です。
昨日の話とも全く関係がない。
フレットレスベースってジェンダーとかとは関係ない部分で、女性にも弾きやすいはずなんですよ。
左手にかかる負荷が低いから(右利きの場合)。
もっと簡単に言うと、肉体的にははるかに楽。
でも実際問題として、フレットレスを使っている方は少ないです。
ただ単に偶然でしょうか。
実は違うと考えています。
女性の場合、楽器やっている方、元々鍵盤楽器をやっていた方が多い。
これはこれで日本の音楽教育の問題だと考えていますが、それはまた後の話。
鍵盤楽器って、良くも悪くも音程が音程が明確だし、そのことに慣れてしまうと、曖昧な音の出る楽器には慣れにくい、というより、違和感を感じると思います。
その感覚からするとどんな音程でも出る、極端に言うと転調すらなければ純正律ですら演奏可能な「どんな音でも出せる楽器」には、違和感を感じるのだと思います。
もう既に「平均律」が身についているだろうし、フレットで「正しく」されている音程には「違和感」を感じるでしょう。
だから、肉体的な問題以前に、「なにこれ?」になるでしょう。音程が明確に分かる楽器に慣れているからです。
女性側には何の問題もないのですが、残念な話です。
この辺はあまり深掘りしようがないので、明日は別の記事を書くつもりですが、これが日本の音楽界の現実です。
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