昭和歌謡⑦

一日飛ばしましたが、今日こそは「シティ・ポップ」の中で「昭和歌謡」化しなかった曲、というよりはミュージシャンについて書きたいと思います。

荒井由実さん(敢えて松任谷由実さんとは書かない)です。

「シティ・ポップ」の代表的なミュージシャンのように言われますが、音が全然違うんですよ。というか「シティ・ポップ」として括ること自体が間違いのような気がしています。

もちろんアレンジ自体は古いんですよ。

ただそれは表面的な話であって、例えば「あの日に帰りたい」にしても、確かにイントロのあのコーラスは今ではありえない。

でもあのコーラスを例えばフルートに変えると、自然に聴こえるはず。

まあ当たり前ですが、当然アレンジは松任谷正隆さん。

この方も松任谷由実さんのプロデュースをしていれば充分お仕事になります。もちろん他の方の編曲もやってはいますが、松任谷由実さんに使っていいる時間の方が遥かに長いはず。というかモータージャーナリストとして使っている時間の方が、まだ他の方の編曲に使っている時間より長いような気がします。

だから、松任谷由実さんの要件を満たすことが前提ですが、好きなように編曲が出来る訳で、だからこそ「昭和歌謡」混ざりの「シティ・ポップ」とは一線を画することが出来た訳です。

今まで考えてきて、「昭和歌謡」であるかどうかはアレンジによる影響では、と感じてきました。

なので明日はその点についてまとめたいと思います。

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