DTM114
今日は音圧を上げるためのエフェクターの使い方について書きたいと思います。
最近リミッターは使わないようにしています。基本オートメーションの方が綺麗に出来るから。
ただコンプはかけますね(笑)。もちろんがっつりとはかけませんし、全体にかける、ということは絶対にしません。
これには理由があります。ピークを抑えるだけではなく、底上げが出来るからです。
ある程度やはりパート毎の音圧の均一化は必要なんですよ。というのはMIDIトラックもあるので、そことのバランスを取るためです。MIDIトラックは基本綺麗に出来てしまうので、ある程度オーディオトラック側で何かしてあげないと、全体がおかしくなってしまう。
もちろん底上げが大きいと、色々な弊害が出てきます。だからがっつりとはいきません。
ノイズにも同じようにかかりますからね。周波数帯がはっきりしているとEQで除けるけど、実際にはそうそう上手くいくものではないし、EQを使うとどうしても全体の音質にも影響が出るからです。EQは基本的にノイズ除去用のエフェクターではありませんから。あくまでも響きを良くするためのエフェクターです。
ただ本当に軽めですよ。本来楽器というものはダイナミクスのあるものであり、そこを過剰に均してしまうと、せっかくのオーディオトラックが台無しです。
まあ自分はもう楽器弾くのを止めてしまったので、歌だけの話ですが(笑)。
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