好きなミュージシャン(洋楽編)②

で次はやはりジャズの要素が強いプログレバンド、EL&Pです。

もちろん「Emerson,Lake&Palmer」の方で「Powell」の方ではありません。あれはあれで好きなんですが(笑)。

基本的にギターがないバンド(Greg Lakeがアコギを弾く場合はありますが)では最も目立つパフォーマンスをやっていたバンドだと思います。

演奏中にハモンドオルガンに日本刀刺したり、倒したり、まあキーボード主体のバンドとは思えないパフォーマンスだったようです。

もちろん見たことはありません。聞いただけの話ですが(笑)。

まあそんなことはどうでも良くて、やはり音楽的には多彩なグループですね。

「展覧会の絵」は有名ですが、アンコールの「ナットロッカー」(「くるみ割り人形」)みたいな、展開的にそれでいいの?的な部分もいいですね(笑)。

好きなアルバムはやはり「Tarkus」ですが、通称「Ladies And Gentlemen(長いタイトルなので省略(笑))」が一番このグループを語るには良いと思います。ダイジェスト的にどのようなグループだったかが分かりますから。

ただこんな話をしても面白くないのでこのアルバムを取り上げたいと思います。

ファンの間では悪名高い「Love Beach」です。まずジャケットで叩かれますが、ジャケットと音楽は関係ないし(笑)。その中でも悪評の高い前半ですが、その部分さえ普通に「音楽」として捉えるなら、決して悪い作品ではありません。「プログレ好き」にとっては「裏切れた」と感じるアルバムでしょうが。

でも音楽として悪くなければ別にいいんじゃないか、と思っています。ジャンルのために音楽をやっている訳ではありませんから。

で、肝心の後半です。「Memoirs Of An Officer And A Gentleman」の1曲だけですが(もちろんプログレらしく、1曲とは言っても、パートは分かれています)、Emerson,Lake&Palmerらしいかと言えば、やや違うような気もするけれど、いい意味でバランスのとれた作品に仕上がっていると思います。このグループの中で「美しさ」という点で言えば、一番の仕上がりだと思います。

まあ美しければいい、という問題ではありませんが、聴くだけの価値のある作品だと思います。

むしろ「プログレ」を知らない方には、最もいい作品かもしれません。

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blue but green
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