DTM⑩
今日は予告通り「DTM」が脚光を浴びるようになったのか、について考えてみたいと思います。
良く「YOASOBI」がきっかけだ的な表現をされていますが、それはきっかけの一つであって、今の「DTM」的な音楽を代表する存在であるかもしれないけれど、あくまでも「代表的な存在」であるだけで、きっかけとは言い難いでしょう。
やはり音楽の聴かれ方と大きく関わっていると思います。
前にもそんな記事を連載していたことがあったように思えますが(汗)。
まあまたその話に触れると何だか分からない話になるので置いておいて、この変化の理由としては、やはり音楽制作に関するハードルの低下、ということが背景になっているのかと考えています。
昔なら自宅で作った曲なんて、一般的に聴かれるチャンスはほとんど無かったと思うんですよ。いわゆる「レコード会社が音楽を牛耳っていた時代」とは違い、サブスクなりYouTubeの普及によって、機会が平等になってきたんだと思います。
だからレコード会社がタイアップで売り出したからといってその曲が売れるとは限らないし、無名のミュージシャンの音楽が「聴かれやすい」時代になってきたんだと思います。
そのことは音楽にとってもいいことだと考えていて、そういう意味では「DTM」バンザイ、と言いたいところです。
そういう意味からしても、やはり「YOASOBI」は象徴的な存在と言っていいんだと思います。
で、明日は具体的に「DTM」と言われる音楽の特徴について語っていきたいと思います。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。