作曲の方法論56
で、話を元に戻そうと思ったのですが、そういえば手癖で作った曲があることを思い出したので、一応触れておきたいと思います。
この曲です。
この曲は実は別の曲をアドリブで弾いていた(ギターではなくキーボード)ら、どんどんその曲から逸れていってしまい(自分の記事みたいですが(笑))、この曲のchorusになってしまった、という感じです。
何も考えていません。弾いていたらこうなった、というだけの話ですが、あ、これ使える、と思い、曲にした訳です。
元々は全く違うアレンジだったのですが、こちらの方が評判良かったので原曲はアップしてません...。
まあギターがよれっているのは置いておいて(ボーカルは原曲のアレンジで録っていて、ボーカルトラックに後付けでクリック聴きながら弾いています。結構絵としては情けない姿だったと思います)、手癖の割に変なんですよね、この曲。
何で出来たのか自分でも分からないんですよ。ギターのアルペジオを途中で切っているのも、コードとメロが全く合っていなく、そのままだと不自然極まりないからです。
やはり一般的な「西洋音楽」から外れたところで育ったせいか、やはり手癖までおかしいようで(笑)。
このバージョンだと分かり辛いのですが、原曲はパートによって調性が違う曲でした。
いわゆる「ポリトーナル」というものです。一言で言うとパートによって#や♭の数が違っています。
このバージョンは厳密にはポリトーナルではありませんが(メロがコードに引き寄せられてしまっている部分があり、パートがボーカルとアコギだけなので、目立たなくなった)、だからこそ逆に評判が良かったのかもしれません。
また声部が2つしかないので、どんなに頑張っても調性は2つしか使えないため、その意味でも厳密なポリトーナルとは言えないでしょう。
やはりこの曲も、サブスクではほとんど聴かれませんが...。まあ短い分「Reminiscence」よりは再生されてます(笑)。
ああ、明日こそ話元に戻さないと(汗)。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。