作曲・編曲㊸
いきなりまたこの連載に戻りました。すぐ終わると思いますが(笑)。
この週末で録画していた音楽番組を見ていたのですが、最近やっている「世代別ベストソング(正式なタイトルは忘れましたが(汗))」って番組あるじゃないですか。
その中で「イントロが印象に残る曲世代別ベスト10」というのをやっていましたが、曲とイントロを混同したような順位のお粗末さはともかく、あそこに座っている芸能人のコメントのお粗末さはいただけないです。
というより、ああいう企画を立てながら、何の事前説明もしていない放送局がお粗末なんですが。
「希望の轍」のイントロがいい、という話から企画が始まったなどと言ってますが、あのイントロ、桑田佳祐さんが作ったと思っているんですよね。
まあ音楽のことを知らない人ならそう思ってもしょうがないとは思いますが、せめて事前にスタッフは説明しておくべきでしょう。
もちろん作曲者がイントロを制作することもありますが、一般的にはイントロは編曲者が作るのが一般的なのに。
しかもあの頃のサザンの曲のイントロ、例えば「真夏の果実」にしても、小林武史さんが作っていたなんて、普通に知られている話じゃないですか。
挙句の果てにミスチルのイントロとサザンのイントロのどちらがいいか、的な話にまで発展しますが、あの頃のミスチルのイントロのイントロを作っていたのも、恐らく小林武史さん。
こちらは全面的に小林武史さんが作ったとは言えないかもしれませんが、イントロ制作時での小林武史さんの役割が極めて大きいことは紛れもない事実でしょう。
同じ人が作っているイントロを違う人が作っていると思って比較して、どちらがいいか、何ていう話はほぼ不毛だと思います。
その前提条件が分かった上で比較するのであれば、まだ分かりますが。
まあどの曲が小林武史さんの編曲か、というのを調べることも難しいんですよね。あまりにも曲数が多すぎて、Wikipedia見ても表示されませんから。
でも今日自分が書いた話、普通に知られている話なんですけどね...。
折角イントロについての話について書いたので、明日もイントロと、週末に見た音楽番組の話について書きたいと思います。
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