歌姫㊳
今回はかなり飛ばして平原綾香さんです。他の方は全く知らないか、1曲しかしらない方ばかりなので。
あ、一組だけ知ってますよ。でもあちらの坂道には興味がないですから。むしろ高低差好きな方の坂道の方が好きかもしれません。
で、話を戻しますが、そうは言ってもこの方もやはり「Jupiter」なんですよね。他にも聴いたことがある曲はあるのですが、あまり残らないんですよね。
というかこの曲がやはり立ちすぎているんだと思います。
もちろん原曲はご承知の通りG. Holstの「The Planets」の第四楽章の第四主題です。元々はこの作品、抜粋演奏すらG. Holstは認めていなかったのですが、死後いつの間にか認められるようになり(著作権切れを待って、ではなく)、平原綾香さんがリリースした時点では完全に切れている(戦時加算含む)ので、何をしようと自由な作品になっています。
でも一番知られている部分でもあり、デビュー曲がこれとは、結構チャレンジングなやり方だったと思います。
もちろん平原綾香さんの実力があってこその話ではありますが、やはりこの曲を「成功」させたのは坂本昌之さんの編曲でしょう。
壮大なイメージを持たせつつ、しっかりポピュラーの編曲になっているんですよね。
でもクラシックも知らないと出来ない編曲でもあるんですよ。やはり原曲がクラシックで、しかも平原綾香さんだと、そのニュアンスも残さないと違和感に繋がると思います。確か坂本昌之さん、独学なんですよね。やっぱり凄いなあ。
上手いのは使っている楽器の種類は多いのに、出入りが激しいからうるさくならないんですよね。同時に鳴っている楽器は意外と少ないんですよね。
レコード大賞編曲賞もあながち捨てたものじゃあありません。
っていうか全然タイトルと違うこと書いてますね。
これなら「作曲・編曲」シリーズの方が良かったかもしれません。
まあいつものことだからまあいいか(笑)。