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今日は他のパートのベロシティ設定について書きたいと思います。

恐らく一番ポピュラーで肝心なのは「リズム」を作るパートだと思います。自分の場合はあまりドラムを使わないので、リズムをピアノで作る場合が多いのでピアノについて書きますが、基本はドラムでも一緒だと思います。

ピアノとドラムが一緒?、と思われるかもしれませんが、ピアノは打楽器の一種ですし、実際にそのように使われることも多い楽器です。

まあこんな話を書いていると脱線したまま、元に戻れなくなりそうなので止めておきますが、ここで重要なことは、どこにアクセントを置くか、それに尽きます。

まあ当たり前って言えば当たり前ですが(笑)。

リズムに強弱がない、ということはまずありえませんし、これを均一にすると正に「打ち込み」感満載のサウンドになります。

例えば四分音符を4つ鳴らすとして

「タン、タ、タ、タ」で何かを叩いてみてください(「タン」が強い音のつもり(笑))。そして「タン、タ、タッ、タ」(「タッ」は「タン」より弱いが「タ」よりも強い音のつもり(汗))、次に「タ、タン、タ、タン」と叩いててみてください。

最初の2つはある程度共通点がありますが、最後のパターンは全く違った雰囲気になると思います。

これが音楽が持っている「リズム」というものです。もちろんこれがリズムの全てという訳ではなく、四分音符を4つ鳴らす、ということだけ考えても極めて簡単な「さわり」の話ですが、同じ強さでリズムをかたどるパートを鳴らす、ということはこの「リズム」を崩すことになります。

もちろん、それを狙って作る場合は例外ですが、基本普通の曲を作る場合はこういったことに関する意識は必須になります。

で、これに関しては「パターン」はいくつかありますが、あくまでもパターンであって、そこから派生する実際の強弱の付け方は無数にあるので、この点について全部説明することは不可能ですし、意味のあることとは思えないので割愛します。

まあそうは言っても、これだけだと曖昧模糊とした話になるため、自分の場合どういった形が多いか、ということには触れておきます。

自分の場合、大雑把に言うと基本的に「タン、タ、タ、タ」が基本、「タン、タ、タッ、タ」を交える、という場合が多いです。後、「タン、タ、タ、タッ」も使っているかもしれません。

「タ、タン、タ、タン」は基本的に使わないですね。まあ自分の音楽のスタイルを考えれば自然な話です。

もちろん演奏の時は別です。当然曲調に合わせて変えるのが当たり前、というより自然に変わってしまうものです。

リズムって奥が深いんですよね。これを語るとそれだけで記事何本分になるか分からないですし、完全に話がテーマからそれますので、この辺で止めておきますが、ご興味のある方は、こういう観点から曲を聴いてみても面白いかもしれません。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。