Starless高嶋
すみません、ほとんどの方には意味不明なタイトルで(汗)。
King Crimsonに「Starless」という曲があるのですが、日本人の恐らく95%以上は知っていて、99.5%以上は顔は知っているような有名な俳優の方、この曲があまりに好き、というより異常なまでの愛着を持っているため、そう呼ばれるようになったそうです(笑)。
「人類が神に最も近づいた瞬間」だそうで...。
自分はここまでは言いませんが、King Crimsonの曲の中で一番好きな曲なのです。ただこの曲のサビ、どこでしょうか。
むしろ「サビ」というより、曲にとって「キモ」となる部分、と言った方が近いのかもしれませんが。
普通に聴くとJohn Wettonの歌の部分がメインなのでしょうが、その解釈は適当ではないと考えます。Asiaのライブで、記憶が確かならこの部分だけをJohn Wettonが歌う、とうパターンでやってますが...。
イントロとエンディグの部分を聴くと分かるのですがRobert Frippのイントロのギターとエンディングの旋律が同じです。
まあ最後までこの曲を聴かないと分かりませんが(笑)。
すなわちイントロがこの曲の「キモ」にあたる部分です。
構造的にいうと、イントローサビ-A-AーサビーAーB~x-サビです。記憶に間違いが無ければですが(笑)。
歌の間に曲の「キモ」が入りますが、この部分を除くと構造は簡単に書けます。
細かい部分を省くと「IntroーChorus-Verse-Chorus」それだけの話なのですが、これはかなり重要です。
これJazzの基本的なパターンに近いんですよ。
まずイントロがあり、主旋律を冒頭で提示、その後インプロヴィゼーションに入り、最後に主旋律で終わりを予感させ、エンディングでしめる、これが標準パターンです。
まあ「Starless」自体Jazzと言ってもいい曲かもしれませんが...。Jazzを知らない人には途中の長~い部分の意味合いが分かり辛いと思います。
Jazzの場合、ポピュラーの曲を演奏する時もまず全曲はやりません。Chorusに当たる部分だけを持ってくるのが基本です。
違うのはエンディングが無いところですが、基本イントロもエンディングも無くてOKだと思っています。
重要なのはやはり「Chorus」です。最初に一度提示するのは、今から演奏するのはこの曲ですよ、という意味、最後に提示するのは曲がそろそろ終わりです、という合図なので基本欠かせません。
最後に提示しないと何だか良く分からない内に曲が終わった、になってしまいますから(笑)。
イントロとエンディングはあっても無くても、所詮飾り的なものなのでどうしても必要なものではありません。
恐らくはこのことを意識して「Starless」は作られているのでしょう。つまらない人にはつまらない、分からない人には分からない部分がそのことを象徴しているように感じられます。
実は自分の「Someday」も同じ構成かつ、主旋律の小節数が少ないので、Jazzでやっても普通に聴こえるはずです。
昔「Someday」をあるサイトに投稿した時に「これってジャズ・バラードですよね」とコメントをされた方がいらっしゃったのですが、ある意味鋭い指摘なんだと思います。
なんて最後は宣伝かよ!、って言われそうですが、宣伝でいいです(笑)。
ただ「イントロ」が曲の「キモ」になりうる、ということが意外と重要だということを次回は深堀りしていきたいと思います。