音楽における商業性⑭
昨日はK-POPの国籍多様性について書きました。
これが韓国オリジナルなものだと。
でも実際には違うと考えています。
じゃあなんであんな記事書くんだよ、と言われては謝る他ありません。
実際のところは分かりません。
もちろん賑やかしなのかもしれませんし、プロデューサー本人に聞かないと本当のところは分かりません。
もしかするとそこまで考えていた方がいるようにも思えるんですよ。
それはつんく♂さんです。
別にアイドルにそれほど興味がある訳ではないので、詳しいことは分かりませんが、「太陽とシスコムーン」にRuRuさんっていましたよね。
そもそも「太陽とシスコムーン」が出てくること自体、違和感があるというか、それ以上に知らない人+忘れている人の方が多いかもしれません。
ただ個人的に「Everyday Everywhere」という曲、大好きなんですよ。
当時のなんちゃって日本のR&Bより遥かにR&B。
しかもこの曲から売れなくなったような(笑)。
まあこれは本題と関係ない、というより、この頃は「隠れR&B」って多かったので、いずれその点については書きたいと思っています。
でも、このグループを見るとRuRuさんの存在、賑やかしではない要素があったと感じています。
あのグループ、いいも悪いも突出した存在がいないんですよ。
だからある意味、グループ内で上下関係的なものが存在していない。
その上、目立つんですよ。「黄色5」の中でも中心的な位置づけでないのに存在感が濃かった(昔「黄色いお空でBOOM BOOM BOOM」踊ってました(笑))。
だからこそ、日本人でない(途中まで)存在が普通にそこにあった。
ただそれは「戦略」までには至っていなくても、下地として意味があった。
この後のハロープロジェクトの展開の方がよほど色物的に日本人以外の方を使っていたような気がします。
戦略でない、というのはつんく♂さん、たぶん本能的にやっていたと思うからです。
個人的な憶測ですが、このいった現象は実はK-POPにも影響を与えていた、と考えています。
というより、おそらくJ-POPの教訓を活かしてK-POPは成功している(もちろん過去の言動から分かるように、自分自身「愛国心」とは無縁なので、J-POPが優れているとかそういうことを言っている訳でもありません)。
まあ記事も長くなってきたので今日はこの辺で。