音楽は儲かるのか㊿

今日は「運」が単なる「運」ではないことについて書きたいと思います。

ここまで読むと、もはや音楽とは無関と思われるかもしれません。

でも必要なことなので書きます。

それは何もしないでやってくるものではないからです。

例えば、YouTubeで自分が自分のチャンネルで音楽を聴くと、その曲のインプレッションで自分の曲が表示されます。

おそらく勝手に関連付けされて、アルゴリズムで表示されるのでしょう。

こんなことは誰でも出来ることです。努力でも何でもない。

だからSérgio Mendesの「Never Gonna Let You Go」を聴くと自分の作品が表示されることがある。

これはYouTube Studioで分かります。

これって単なる運以外の何ものでもない。最近良く出てくるのは原田知世さんの「September(何度も書きますがオリジナルは竹内まりやさんの曲)」ですが、作品が良くても、聴かれる回数の低い曲ではあまり意味がない。

だから「Never Gonna Let You Go」を聴いた方が効果がある。

もちろん、そこから聴かれることは少ないし、再生リストに乗る方が遥かに効果的ですが、どこにも無ければそこから聴かれることはない。

僅かであってもそれがチャンスとなる。

こんな些細なことが、自分の作品の拡散に繋がる。

正直どの曲を聴けばいい、というのは難しいところです。聴いてみないと分からないから。

おそらくですが、あまり有名な曲は効果が低く、そこそこ知られている曲の方がいい。

自分自身がメジャーなミュージシャンの再生リストに出てくる時のその曲が参考になると考えています。自分で聴いた訳ではないけど。

YOASOBIであれば「夜に駆ける」ではなく、「好きだ」、King Gnuであれば「白日」ではなく「三文小説」(ちなみに「好きだ」はリストオンするまで知りませんでした)。

YOASOBIだと「群青」や「たぶん」にものってましたが、「群青」は謎の静止画版(調べたら今はSMEの子会社であるOrchard Enterprisesが向こうでのプロモーション向けに使ったもののようであまり聴かれていない)、「たぶん」は「たぶん」ではなく、英語圏向けの「Probably」(英語版ではなく、日本語版の海外向け再生リスト)でした。

たぶんあまり聴かれている曲だと、曲と曲との関連性が薄くなるのでしょう。

ただYouTubeで仲間内の作品をいくら聴いていても、このような「ボーナス」はありません。

そういう簡単なところでもいいんですよ。

それが「運」に繋がってくる訳ですから。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。