歌姫㊻
今日は順当にWhitney Houstonです。でも何で日本語だとホイットニ・ヒューストンになるんですかね。どう聴いてもそうは聴こえないのですが、まあ日本語訳の場合しばしばあることなので、とりあえず今は気にしないことにします。
やはり「I Will Always Love You」になるんですよね。ただこの曲、どちらかと言うと、David Fosterの勝利に近いような気がします。原曲はカントリーですからね。あの曲を持ってきて、あのアレンジでWhitney Houstonに歌わせる、センスが凄すぎます。
なので今日は敢えて「Greatest Love of All」について書きたいと思います。というかこの曲が入っていたアルバム「Whitney Houston」自体、良くこれだけの曲並べたなあ、という位のアルバムですが。
で、この中でも個人的に一番好きな曲がこの曲なんですよ。経過的コードの使い方も上手いですが、圧巻なのはサビの途中で転調するところです。
普通こういう転調って怖くて出来ないんですよ。下属調への転調なのでスムーズですが、こういう転調ってサビの一体性を損ないかねないません。
それを難なくこなしている、凄いなあと感動します。
でそれを歌いこなしているWhitney Houstonも凄いんですよね。というかそれ以前に圧倒的に歌が上手い。
世界的にみてもこれだけのシンガーはそうそういないでしょう。
後、この作品、歌詞も好きなんですよ。愛だの恋だのもいいのですが、「Love」という言葉を使いながらもっと大きなものを歌っている、だからこそWhitney Houstonが歌わなくてもいい曲なのかと。
今JUJUさんのカバーを聴いているのですが、オリジナル、じゃなかった本当のオリジナルはGeorge Bensonですね(笑)、Whitney Houstonのバージョンとはまた違ったアプローチなのですが、これもまたいいんですよね。
ただもちろんGeorge Bensonのオリジナルもいいし、JUJUさんのカバーもいいのですが、やはりこの曲はWhitney Houstonの曲なんだと思います。
それ位圧倒的な歌唱力だし、この曲、やはりパワーが必要なんですよ。だからこそ、Whitney Houstonの歌が生きるんですよね。
素晴らしい作品に素晴らしい歌、やはり凄いとしか言いようがありません。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。