ミュージシャン③Billy Joel~5
とうとう来ましたよ!。
「The Stranger」!。
表題曲が日本では有名ですが、シングルカットされたのは日本だけです。
「Just the Way You Are」はもちろん名曲中の名曲ですが、このアルバムからは本当にどこを聴くにも気が抜けないんですよね。
参加しているミュージシャンもグレードアップしてますよね。完全に売り込み体制に入っている感じです。
しかもPhil Woods(「Just the Way You Are」)連れてきてサックス吹かせるのはまだしも、3テイクを切り貼りなんて、Phil Ramoneは恐れを知らないのか、という位の話です。
でもどこを切り貼りしたか全く分からないんですよね。ハイレゾで聴いても分からないそうで。
DAWならいざ知らず、何でこんなことこの時代で出来るのか不思議です。
デマじゃないか、とすら思いますよ。
まあそんな話はともかく、「Movin' Out」から「Everybody Has a Dream」まで名曲揃い。
なんて勿体ないことを…(笑)。自分なら半分位にしておきます(笑)。
これには恐らく意味があってのことだと思います。やはりこのアルバム、「勝負」に出たアルバムなんですよ。
だから抜いているところがない。
で、こういう作り方をすると、聴き手側にストレスを強いる場合も多いのですが、そういう点も全くないんですよね。
この両立って物凄く難しいことなんですよ。それぞれの曲がバラエティに富んでいるから、抜いているところが無くてもストレスを感じない。
言うだけなら簡単ですが、実際にそういうアルバムは少ないと思います。
やはりこれは名盤というしかありません。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。