コロンブス⑨
今日は音楽業界の問題について書きたいと思います。
たぶんこの問題が一番大きいでしょう。
こういうミュージシャン、有り難いんですよ。
だからどんどん使おうとする。
最近何が売れるか分からないから、自分達で育てる、ということが少なくなってきています。
もちろんこのミュージシャンもそうなのですが。
ただやはり大きいのは、この方達、「言うことを聞く」人達なんですよ。
最近は既に売れているミュージシャンと契約することも多いから、必然的に力関係が変わってきます。
で、テレビなんて出なくても、売れるミュージシャンは売れる。
そして有名ミュージシャンであれば、テレビなんて出たいと言えばほいほい出してくれる。
だからテレビに無理矢理出る必要がない。
このミュージシャンもそうなのに、テレビにも出てくるし、MVで言われた通りの役柄をやってしまう。
やはりまずいのは「周囲」なんですよ。
で、なおのことまずいのはテレビ局。
さすがにあの曲は流さないまでも、延々とテレビに出続いている。
テレビ局、ひたすらあのミュージシャン、出し続けているじゃないですか。
便利な存在なんですよ。人気ミュージシャンはテレビに出なくもやっていける時代だから。
喜んでテレビに出続ける、こういう存在に頼るしかないんでしょう。
その前にコンテンツ磨けよ、という話なのに、出演者頼り。
だからこそこのメディアは衰退しているんでしょうね。
ただ、これはどちらかというと、制作者サイドの問題であるようにも思えます。
もし、彼らが「出演」だけしていたのだとしたら。
明日は最終回です。一番責任のある、このMVの制作者について書きたいと思います。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。