音楽の聴かれ方③
本当は昨日は自分の曲を題材にサブスクについて書こうと思っていたのですが、完全に別の方向に行ってしまったので、改めて書きたいと思います。
傾向としてはYouTubeでの聴かれ方に似ているのですが、やはりYouTubeとは差がはっきり出てきますね。
サブスクで聴かれる曲は圧倒的に「夏の終わり」、そこからかなり差がついたところで「おやすみ」と「ごめんね...ありがとう...」の2曲で、この3曲以外の曲はほとんどと言っていいほど聴かれません。
「夏の終わり」はがAmazon Music、「おやすみ」はSportifyで聴かれることが多いです。
ちなみに自分は配信の手間とコストを考えて「BIGUP」を利用(いわゆる「フリープラン」を使っているのでコストゼロ、その代わり配信なりDLの度、全額は還元されず、手数料をそこから払う仕組み)「ごめんね...ありがとう...」は速報版ではほとんど出てこないので、どこで聴かれているかがさっぱり分かりません...。まあ間違いないのは、速報で出てこない別のサービスで聴かれている、ということです。
自分としてはそれほど出来に差があるとは思っていないのですが...。
多分「夏の終わり」と「おやすみ」、「ごめんね...ありがとう...」は何らかの「再生リスト」に入っているんでしょうね。そうで無ければこれだけの大差がつくことはないでしょうから。
恐らく「夏の終わり」が圧倒的に聴かれているのも曲がどうこう、というより、曲名が分かりやすいという点にあるのかと思います。
多分再生リストに引っ掛かりやすい曲名ってあるんですよ。
いずれにしても、基本どれも自分の子供のようなものなんで、同じようにかわいいんですが、まあ聴き手にとっては関係ないことなんですよね。
で、ここから分かることは、以前にも書きましたが、やはり「自分の作品」としては聴かれていても「自分の音楽」としては聴かれていない、という点です。
もしミュージシャンとして聴きたい、と思うのであれば、この曲がいいな、と思ったら他の曲も聴くと思うんですよね。
でもそうなっていない、ということを考えると、やはり他の曲を聴こう、とはならないんだと思います。
まあそんな考え方が「古い」と言われればそれまでですが。
サブスクでブレイクする方もいますが、やはりそれはごく限られた存在なんだと思います。
でも、それでもいいような気もしています。少なくともどなたか分からない方が自分の曲を聴いてくれている、ただ聴き流されることも多いでしょうが、少なくとも「再生」されない限り、自分の曲が他の誰かの心に「響く」ことはありませんから。