バラード①
すみません。いきなりなんだか分からないタイトルで。
折角昨日記事を書いたので、少し感じたことを書こうと思います。
でもこのタイトルじゃ分からないですよね。すみません。
1995年5月のカラオケランキングにシャ乱Qの「シングルベッド」がありましたよね。
シャ乱Qの出世作のような位置付けになっているけど、実は違う。
バラードで売れる、これって危険なんですよ。
バラードシンガー的なイメージが付いて、同じようなものを求められやすくなる。
で、やはり売れるバラードだから良く出来た曲が多い。
だから次にバラードを出してもきついし、そうでない曲で通常レベルの作品だと、「何これ?」になってしまいやすい。
むしろ次の作品の方が重要です。
だからその後の「ズルイ女」が効いている。
ここまでやるか、というほど真逆な曲ですからね。少し黒っぽさも感じるし、いきなりあのホーンセクションから始まるインパクト絶大なイントロが実に上手い。
普通ならここまでは出来ないでしょう。前回の成功体験があるから。
でもそこが危険なポイント。
「バラードシンガー」と思われないためには、それ位思い切ったことをやらないときつい。
どうしても前作と比較されますから。
だから全く違ったものをやらないとダメです。
比較された時点で負けです。良く出来たバラードだから評価された訳ですから。
こういうと、逆(バラードでない曲で売れた場合)も同じでは、と思われるかもしれません。
ただ全く違います。
明日はその点について書きたいと思います。
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