音楽は儲かるのか⑥
今日はそれでもなお、バンドを続けることが自分の利益に繋がる場合について書きたいと思います。
かなりレアケースだとは思いますが、バンドの中に傑出した存在がいる場合、続けた方がいい。
極論すると、その人に付いていけばいい。
結構この世界「棚ぼた」って多いんですよ。
実はこれ、普通にある話で、有名なバンドでも結構、というか相当多い。
そういう方がいるとバンド自体が有名になります。
で、その先は「このバンドのメンバーだった」という肩書が付きます。
もちろん例えばメジャーデビューの前に「切られる」パターンは該当しません。
このケース、みなさんが思っているより相当多い。
メジャーデビューするバンドでも、昔からの縁で下手な人がいる場合は結構多い。
実際自分が在籍(したことになっていた)バンドのオーディションにもそういう方いらしゃいました。
敢えて出しませんが、その当時はかなり有名なバンドでした。
でも演奏するとすぐ分かっちゃうんですよね。
あ、この人アウトだったんだなあ、と。
そこそこ演奏出来れば切られることはありません。
要は「そこそこ」ですらないんですよ。
逆に言うと、「そこそこ」であれば、残れます。
まあそんな形で残りたくない、という方も多いのでしょうが、結構多いですよ。
はっきり言うと聴けば分かりますから。
でも逆に言うと、音楽的な意味ではなかったとしても、そういう方に好かれていれば儲かります。
ミュージシャンの有り様としてそれでいいのか、という話もあるとは思います。
有名なバンドでも、実際そこにいるメンバーはそれほど凄くはない、という例は結構ある、というより、必ずいると思って間違いないでしょう。
まあ、こういう方は儲かります。
もちろんこの元になっているのは、音楽的な能力ではなく、人に好かれる能力です。
でもそれも実力のうちなんですよ。
人に好かれること自体が一種の能力ですからね。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。