作曲・編曲166
今日は通常の記事は中断し、別の話を書きたいと思います。
一昨日というか昨日というか微妙な時間なのですが、エイトジャム、録画したのを見ました。
まあプロという方達の実力を知る(大半は大したことがない)上ではそれはそれで面白かったのですが、それでは記事にならないので、一応考えてみたいと思います。
個人的には一応宇多田世代なので(笑)、やはり宇多田ヒカルさんが気になるんですよ。そういう意味だとやはり不満です。
というか、ランキング自体が「素人」なんですよね。
お決まりの「エイリアンズ(キリンジ)」を除けば、そういう要素を感じさせなかったのは「Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜」位かな。
たぶんこの曲、普通の人が選んだら入らないでしょう。
良くも悪くも「小林武史」です。
Charaさん、個性豊かな方ですが、それでも曲が主役になってしまう。正直この曲であれだけストリングスを効かせる必要はないと思いますが、やはりその辺が小林武史さん。
まあCharaさんも負けてはいませんが(笑)。
やはりこの世界、小林武史さんの評価が低すぎると思います。
まあ「プロ」なら実態は分かっているとは思いますが。
そ以前にも書きましたはが、「真夏の果実」、イントロを作ったのは小林武史さんで間違いないでしょう。
アイデア出しでは桑田さんも入っているのでしょうが、実際のところ作ったのは小林武史さんで間違いない。
この時期のサザンのサウンド、明らかに他の時代とは違っているんですよ。
いわゆる「バンドサウンド」とは違います。ロックというよりJ-POPなのえしょう。
桑田さんが小林武史さんを外した理由で、「他のメンバーが働かなくなるから」というのが良く分かります。
こういうアレンジをされると、バンドの自由さが失われるんですよ。
かちっと作られているから。
小林武史さんは一種の「職人」だから、こうしてしまうんですよ。
決してサザンって上手いバンドではないし、自己主張が強くないから、こういう人がいると飲まれてしまう。
こういう方がいるとやはり楽。
そういう意味だと「切った」桑田さんも凄いとも言えます。
こういう便利な人ってなかな切れないんですよ。
で、お互い成功している訳だから、良かったんでしょうね。
桑田さんに切られなかったら、その後の小林武史さんも存在しなかったでしょうから。
明日は通常の記事に戻る予定です。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。