歌が上手いということ⑱
今日もあまり調子が良くないので、軽めに書きます。
昨日は、自分で歌を歌った時、何故他の音のように聴けないのか、共振音ということから話を進めましたが、その続きとなります。
まず人の歌は良く聴こえても、自分の声が何故良く聴こえないか、という点について昨日書きました。
これはあくまでも、環境の差異による錯覚です。
耳がいいと、より大きな効果を及ぼします。
よほど歌が上手くない限り、自分自身の歌に嫌悪感を感じるはず。
実際歌を歌っているミュージシャンで自分の歌が上手いと思っている人はまずいません。
そういう人は逆に耳が悪いか、ナルシストか、限りなく可能性は低いですが本当の天才かのどれかです。
口で言う人はいますよ、松山千春さんとか。
でもあれはネタに近い。もしくは酷い歌手が多いということを裏返しに言っっているかのどちらか。
というのも録音した自分の歌を聴くからです。
そこでは一目瞭然ですからね。目では見えないけど。
ただ、その中でも耳の良し悪しがあります。
録音した自分の歌を聴いて初めて判断できる人は下の下。
自分レベルですら、自分が歌っている中でフラット気味とかそういうことは分かかるのは当たり前です。
もちろんどの程度音程が狂っているかも分かるし、音程が合っている必要もないのですが、それが表現なのか、単にずれているかも分かります。
この辺の判断基準は今日は置いておきます。話が長くなるので。
ただそこまでも至らないようであれば、その人はミュージシャンとして歌を歌うのはやめた方がいい。
耳が悪い証拠だから。
自分の歌が上手く聴こえるようであれば、それは単なる錯覚だし、そう思っている限りその先に進むことはありません。
音楽をする際、やはり耳の良さはほぼ必須でしょう。中には当てはまらない方もいるかもしれませんが、ごく少数だと思います。
耳が良くても、自分で聴こえるように歌える人はいません。
ただ、自分がどの音を出しているかが分からないとやはり厳しい。
ただここまで書いてきて、未消化な部分があるので、考え直して、明日の記事を書きたいと思います。
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