ミュージシャンと聴き手との関係性⑰
一日飛ばしましたが、アマがソロ活動をするのに、自分に足りないものを埋める方法について今日記事にしたいと思います。
実は簡単な話で、自分が他人のような聴き手になればいい、それだけです。
自分の作品を客観視出来るような視点を獲得することです。
そのために何をすればいいか。
これも簡単な話で、好き嫌い関係なく、とにかく色々な音楽を聴くことです。
色々な曲が頭の中に増えていくと、自然に自分の作品が客観的に聴けるようになるはずです。
自分の作品が色々な作品の中で「相対化」されるんですよ。
で、これは一般的な「聴き手」に近づく、ということでもあります。
「聴き手」にとって自分の作品は「One Of Them」でしかありません。
でそれと類似の現象が自分の中に起きるはず。
そうして自分の作品を見ると、以前より客観的に聴けるようになっている
はずです。
これまで何度も書いてきましたが、やはり「音楽を聴くこと」は音楽をしていく上で極めて重要なことです。
まあ一言で言うと、色んな音楽聴かないと自分の音楽も分からない、ということです。
そこで聴き手の立場で自分の作品を聴けるようになれば、これ以上強いことはないと思います。
もちろん、完全にギャップを埋めることは不可能です。
聴き手一人一人違った存在だから。
でも自分がその中の一人になることは出来るはずです。
そうすれば自分の音楽は確実に変わっていく。
そして「聴き手」を意識した作品が出来るはず。
これがこの記事の結論と言ってもいいかもしれません。
なので、この人気のない記事も今日で終わりにしたいと思います。
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