空間認識㉒

続いてこの曲です。

この曲はサブスクでは壊滅的な作品でした(涙)。何故だかは自分でも良く分かりませんが、タイトルが弱かったのかもしれません。

編成としてはオーソドックスでピアノがセンター、弦は高い方から左から右へ順に4パートを配置しています。

イントロはピアノのみ、ボーカルと同時にチェロが右に入ってくるのですが、やはりこれだと安定しないので、すぐにバイオリンを入れてバランスをとっています。

である意味サビはワンパターンの弦4パートですね(笑)。

ただこの曲、その後もずっと弦4パートを維持しているんですよね。

ちょっとうるさいな...。

でこの曲、今聴くと「空間認識」という点では明らかに後退してますね。

ボーカルが前に出ているのはともかく、全体的に音が前に出過ぎていて、奥行きが全くない作品になっています。

パート数が少ない分、なおさらそういう点は明確にしておかないとだめなんですよね。実はパートが少ないってある意味リスクにもなるんですよ。

どうしても一つ一つのパートの役割が大きくなる分、普段以上に気を使って作る必要があります。

まあそれが出来ていないんですよね。この曲。

やはりこれだとしんどいかもしれません...。

もちろん制作当時は「これがいい」と思って制作したのですが、やはり今聴くと問題点も多いですね。

まあ自分が成長している証、ということにでもしておきましょう(涙)。


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blue but green
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