歌が上手いということ⑰

今日もまだ調子はいまいちですが、軽く昨日の続きを書きます。

何故自分の歌が聴き取れないのか、その理由についてです。

自分の歌を録音して聴くのが一番良く分かります。

慣れていない人だと、「これ誰の声?」になるんですよ。

それ位自分の聴こえている音と録音した音は違っています。

原理としてははっきりしている話で、他の人の声は普通に聴こえても、自分の歌がその音のまま聴こえる訳がありません。

音は振動です。で、自分の歌を歌っている時、自分自身の体がその音に共振してしまう。骨振動なので、結構大きな部分を占めている。

この時、自分の耳に聴こえる音は二種類になります。

自分の体から共振して聴こえる音、耳から入ってくる音の二つです。

で、他の人の歌であれば耳から入ってくる音だけです(理論的には微細に共振音も混じるはず。というのも外から入ってくる音に体が共振するから)。

で、自分の体から共振する音、やはり大きいんですよ。

だから外側から聴いた音とは違う音が聴こえる。

実はこれが、耳の良し悪しに繋がるのですが、続きはまた明日にでも書きたいと思います。

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