自己ベスト
今は無き某サイトですが、色々とトラブルが多く結構大変なサイトでした。
りえさんという方が初めてそのサイトに投稿した詩、かなり評判が良かったのですが、りえさんの意向を聞く前に「曲出来たので聴いてください」というレビューが付きました。
その付けられた曲以前に、突然そのようなことを書かれてしまったことが、りえさんにはショックだったようで、とある方経由で自分に相談が入りました。
その時点で相談をしてきた方の詩に曲を付ける話があったのですが、そちらは後で構わないので、先にりえさんの詩に曲を書いてほしい、という話でした。
自分もその詩に心惹かれるものがあったのと、今回断ってもまた別の人が曲を付ける、と言ってくるのが目に見えていたので、自分が曲を付けることにしました(実際に他の方からも曲を付けたいという話があったそうです)。
それがこの曲です
最初にそのサイトで公開したものとは違い、リメイクしたバージョンです。
というのは、配信するには、当初のバージョンでは作りが甘いと感じたからです。本当は歌も録り直したかったのですが、まあ歌い直したからといって上手くなる訳でもないので、歌はそのまま、ややケロケロ気味です(汗)。
何故この曲が「自己ベスト」かと言うと、自分が一番好きか、という意味ではありません。もちろん趣味で書いているので、好きじゃなければ書き直しているし、なおかつ好きな曲じゃなきゃリメイクまでしませんから。
音楽って「聴いていただける方」があってこそ成り立つものだと思います。そういう意味での「自己ベスト」です。
配信の場合だと聴いてくれる方がどの程度いらっしゃるかは分からないし、曲の数なんて数多ある訳でそうそう聴いてくれるものでもないだろうな、というのが正直な気持ちだったのですが。
ただこの曲、最初から結構聴いてくれる方が多く、しかも配信始めてから結構経つのに一定の再生回数がキープされているんですよ。
正直「Reminiscence」とか「Someday」なんて配信では無残なものでしたから...。まあ日本で英語曲をやっても難しいなんて、普通に考えれば当たり前の話ですが。
もう一曲、この次にご紹介する作品も「日本語曲」ですが、最初こそそれなりに再生されたものの、そのピークも低く、今ではほとんど再生されなくなりました(涙)。
YouTubeの方もMelodistの「夏の終わり」というプレイリストに入っていますし(森山直太朗さんの曲のカバーが大半ですが(笑))、多分何かあるんだと思います。
単にアルゴリズムの問題かもしれませんが...。
このプレイリスト、最初配信サービスの方で登録してしまった自分の名前の別チャンネルが登録されていたのですが、いつの間にか自分のチャンネルに置き換わっていましたから、やはり曲名や再生回数で自動生成されてるんでしょうね...。
詩の力が大きかったのは間違いない事実です。やはり詩に導かれて書いた曲なので、詩なしにありえない曲だし、何と言ってもいい詩だと思います。
その詩にふさわしい曲が書けたのだとすれば、本当に書いて良かったと思える作品になりました。
まずサビの部分が浮かび、その後Aメロが浮かんだのですが、調性が違っていたんですよね。ただサビに対してAメロが下属調だったので、調性は直さずに転調させました。イントロをサビから持ってきているので、主調ー下属調ー主調の流れになるので、その部分も効果的に働いていると思います。
騙されたと思って一度聴いてみてください。ってYouTubeで聴いてくださいというのも違和感がありますが...。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。