曲と歌詞⑩
これからは「曲から独立しても存在しうる歌詞」についてご紹介したいと思います。
ただ、いわゆる「洋楽」については触れないことにしたいと思います。
結構洋楽ってそのような歌詞が多いから、紹介するのに記事がやたらと必要になる、という点と、説明に時間がかかるからです。
洋楽の場合、当然「キリスト教圏」が多いが故に、「聖書」が歌詞の裏にある場合が結構多いんですよ。
それこそ昨日触れた「All Along The Watchtower」なんていい例で、聖書を知らなければ、「この詩何?」になってしまうかもしれません(正確に言うと、Bob Dylanの場合ユダヤ教徒だったので、キリスト教ではありませんが、この曲の場合「旧約」の方なので、キリスト教徒でも分かります)。
なので、日本の作品に絞って考えたいと思います。そういう背景がない分、一定の「共通認識」を持って記事を書くことが出来るからです。
もちろんこの「共通認識」というのは厄介な代物で、何の疑問も持たずに、そんなものが「存在」する、と考えるのは危険な思考だ、とも感じていますが、そこまで掘り下げていくと、完全に音楽の世界から外れてしまいますから。
ただそう考えていくと、取り上げる方なり詩の数は少なくなりますが、まあ沢山取り上げればいい、といった類のものではないですからね。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。