音楽は儲かるのか⑨

何故サブスクが自分の収益に影響されるのか、という点について書きたいと思います。

おそらく、運営企業体はそこまで考えていないでしょう。

これはいいとか悪いという話とは関係ありません。

というのも、勝手に提案される曲はアルゴリズムに基づいて算出しただけのものだからです。

正直なところ、運営企業体にも分からないはず。

人が聴いて選んでいるものではない。

はっきり言うと、そのサービスが提供出来る楽曲の多さを示す指標でしかない。

ただこれ、実際にはチャンスです。

全く及び知らないところで、自分の作品が再生されるからです。

もちろんパラメータとして、その指標は活用されています。

ただそれは「数量」のみからしか判断されないものです(この数量は単なる再生回数だけではなく、再生時間維持数等も含まれているでしょう)。

一言で言うと、サブスクでは曲なんて流しっぱなしなんですよ。

でも、それがきっかけになります。

自分自身、YouTubeでメジャーな作品の再生リストに載っていた時、やはり再生回数も伸びるし、再生時間維持数もそこそこ出ます。

音楽は聴かれなければ拡がりません。

ただそのハードルをサブスクは簡単に超えてしまう。

もはやそのミュージシャンがどんなミュージシャンかなんて関係ないんですよ。

聴いていいか悪いか、ただそれだけの世界。

ある種、「音楽の民主化」を生み出している、と言ってもいいでしょう。

ただ、この状況にも弱点があります。

その点について明日記事にしたいと思います。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。