音楽は儲かるのか㊺

今日は今現在の、音楽に関する環境について書きたいと思います。

もはや誰も「何が売れるか」が分からない時代です。

ただこの現象、音楽業界（いわゆる業界と言われた業界）にとって悪いことではありません。

というのもある意味「不労所得」が生み出されているからです。

「不労所得」と言うと違和感があるかもしれません。

今こういった方達の最重要業務は「発掘作業」です。

もはや自分達の力で「ヒット」が出せない時代。

だから「売れる人」を探すのが仕事です。

で、見つければ確実に収益に繋がります。

でも、はっきり言って「音楽業界」の方達、それほど能力はありません。

これって昔から変わらないのですが、こういう方達、「ミュージシャン崩れ」が多いんですよ。

「音楽能力」がないのは「崩れ」なので当然ですが、決して「プロデュース能力」があるわけでもない。それがあればミュージシャンを続けているでしょう。

そのような環境化では、「他の人の評価」で判断するしかなくなります。

だからこそそういう方を血眼になって探す。

特にこのご時世では「育成」という観点は無い。

だから売れそうな人を見つけることが「仕事」になる。そこには目先の利益だけしかない。

だからある意味、自己努力でやっていても、自分の評価ではなく、「聴き手がどう感じるか」が重要になります。

だから「不労所得」なんですよ。働いてはいるけど。

収益がどうなるかは単なる「運任せ」。

自分自身の労働とは何の関係もない。

でも、この環境、ミュージシャンサイドにとって悪いことではない。

明日はその部分にフォーカスを当てていきたいと思います。