MV⑪
今日は本人出演が重要なMVについて書きたいと思います。
もちろんアイドル的要素の強いミュージシャンは関係ありません。この場合、音楽というよりはそこに出てくる方達が重要な訳で、このような議論は意味を持ちません。
ただやはり「バンド系」は本人出演の必要性が高いし、その方が効果的です。
特にサブスク化が進んでからは、ライブが重要な収益源になったため、本人が出た方がいいんですよ。
もちろんフルフルに出る必要はありません。
ただ、やはり「演奏している姿」は重要です。
そのMVがライブを想起させるから。
一昨日少し触れましたが、YOASOBIで本人出演がほぼないのは、「ライブで生きていない」からです。
配信だけで相当な利益を生んでいる話ですし、別にライブがあろうがなかろうが、ライブへの依存度が低いから全く気にする必要がない。
そこがメインなフィールドでなく、ライブが自分達の音楽の伝達手段だから、MVでその点を考慮する必要がない。
この部分って結構重要で、YOASOBIがここまでの存在になったのもその裏返しです。
コロナ禍の影響で無くなったバンドは多いでしょう。
収益源が無くなった訳ですから。
でも、人が音楽を聴かなくなる訳ではない。
そうなると、これまで聴かなかった音楽が気になりだすんですよ。
ライブやってないし。
ある意味ここで大きな市場が生まれた、と言っていいでしょう。
自分自身YOASOBIは良く聴きますが、バンドに対する拘りがある訳でもなく、ただ単に音楽を聴いているだけ。
ライブって音楽を聴く環境とは思えないから行くこともない。
でも、そこに流入してきた人達、かなりの数になるはず。ライブが無くなったことによる流入者。
だからこそYOASOBIは国民的ミュージシャンになった。
でも、もうみんなコロナのことは忘れかけている。
そこで、バンド系ミュージシャンの活路がここに出てくる。
そうなると、ライブを想起させるMVが必要になってくる。
そこにこそ「本人出演」の意味が出てくるはず。
記事も長くなってきたので、今日はこの辺で終わりたいと思います。というか書いていて疲れたのでこの辺でおしまい。
単にネタ切れなだけのような気もしますが(笑)。