音楽は儲かるのか②
改めて一昨日の続きについて書きたいと思います。
自分で書いていてなんなのですが、えげつないタイトルですね。
でも書き始めたのでこのまま行きます。
まず極々単純な話で、音楽とも関係ないのですが、同じ結果を生み出すとすれば、投資コストが低ければ低いほど、利益は増えます。
こんな当たり前のことを書くと、こいつ馬鹿なのか、と思われるかもしれません。
でも結構重要な話なんですよ。
というのも、このコスト、どんどん下がっています。
アマだけの話ではなく、プロも同様です。
DAWの普及・一般化・低廉化がその原因です。
昔はDAWの導入だけでバカ高いコストがかかっていた。
でも今はDAWのスマホバージョンすらある位です。
しかも廉価版はほぼ無料に近い。
オーディオインターフェースを買うと付属品で付いてきます。
まあ廉価版なので、自分のように最上位グレードにしてしまい、そこそこ費用がかかるということはあります。
自分も結局Cubase Proになってしまった。
でもそれでも全然安いんですよ。Win11対応で13にバージョンアップしましたが(以前のバージョンだと動かないようです)、数万円の世界。
しかもこれはMS側の問題です。
でもWin11、正直あまりいいとは思えない。機能過多な印象。
で、話を戻して、ワンルーム☆ミュージックでAyaseさんが見せましたが、「夜に駆ける」制作時の機材、実にしょぼいんですよ。
「アイドル」がいくら売れようが、「夜に駆ける」の費用対効果の方が遥かに高いはずです。
制作にお金かけてませんから。
昔は売り出す時のコストは馬鹿にならない位高かった。
でも今はそこでコストかけたからと言って売れるとは限らない(未だに業界内では勘違いしていてそこそこのコストをかけていますが、むしろ予算消化のためでしょう)。
でも裏返すと、ここでお金かけてもしょうがないんですよ。
確かに機材に金をかければより良いものは出来ます。
ただそこでの上増し効果は極めて少なくなっている。
だから高価な機材の導入は不要です。
単にコストにしかならないと思った方がいい。
でも分かっていない方、多いんですよね。
明日はそういった例の一つを取り上げたいと思います。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。