作曲・編曲123

今日は昨日の流れで別の曲について書くつもりでしたが、差し替えます。

水・木と在宅勤務だったので、少しテレビを見る余裕がありました。

で見たのは「関ジャム」です。

いきものがかり特集でした。

「帰りたくなったよ」確かにいい曲だし、好きな曲ではあります。

ただ水野さんの説明、全く要領を得ていない。

m7ー5について、なんであのような言葉が出るのか不思議です。

誰も突っ込み入れないし。

このコードって短調のⅡであるダイアトニックコードなので、短調であれば普通に使われるコードです。

で、「帰りたくなったよ」でのm7-5の使われ方も完全に短調のⅡm7-5ーⅤ7ーⅠmになっている(平行調の短調の借用)。

もちろん別にこんなこと知らなくても曲は書けるし、実際書いている。

実際、水野さん、あまり理論的なことは詳しくないだろうし、というかたぶんドレミファソ~っていうサビの有名な曲がありますが、こういう曲は怖くてそうそう書けないと思います。

もちろんそれがいきものがかりの良さなんだろうし、そのこと自体は全く問題ではありません。

実際音楽制作に理論なんて不要で、どちらかというと自分の立ち位置を知るために使うものだとは考えています。

だけど、普通あそこはカットするところですよ。生放送じゃないんだし。

でも何故か関係者はスルーしてしまっている。

「関ジャム」の良さって一定の専門性のあることを分かりやすく伝えることにあると考えています。

でも時々こういうことあるんですよね。前に記事にしたちっとも奇跡じゃない「奇跡のAm」とか。

せっかくのいい番組なんだから、もう少ししっかり制作してほしいですね。

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blue but green
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