YouTubeでの音楽活動番外編 プロとは⑬
昨日は記事が長くなり過ぎたので、一旦中断しましたが、今日は続きを書きたいと思います。
プロになりたい、ではなく、音楽で食べていきたい、なら分かるんですよ。プロになりたい、と思うより遥かに目的がはっきりしている。で、決して非現実的な話でもない。
昨日も書いた通り、YouTubeなりサブスクの普及により、音楽の聴かれ方自体が変わってきていて、聴かれるための手段が複線化しています。レコード会社(という言葉自体がこの業態の凋落振りを表している)に頼らなくても、音楽は聴かれます。
で、そのために何をしていくか、ということを考えることは意味のあることだと考えています。
というよりはやはり「プロになりたい」といういこと自体が目的にすべきものではないのに、そこを目的にするから、目的が曖昧になると考えています。
プロになって何がしたいか、ではないところが問題なんですよ。
音楽で食べていきたい、という方が遥かに目的としては明確です。
しかも今はそういうミュージシャンに目を付けて、引っ張ろうとする力がレコード会社でも多いように思えます。
その方が商売としては固いですからね(笑)。そしてその裏にはレコード会社の相対的位置低下があります。
レコード会社が推そうが、ついてくる人が少なくなっているのが現実です。
レコード会社の「売る力」は相当落ちています。で、メジャーデビューをする、ということは、この「力」の衰えた存在を頼りにする、ということです。
だからそれほど意味のあることのようには思えないんですよ。
その上、契約切られたら、そのことがレッテルになりますよ。
ここからまた這い上がる方もいますが、数としては圧倒的に少ない。
プロになって何をしたいか、が明確であればプロを目指すということを考えてもいいでしょう。
ただ曖昧模糊とした感覚で「プロになりたい」と思っているようであれば、末路は見えています。
中には成功する方もいるでしょうが、極めて限られています。
そこのところをもう少し考えた方がいいでしょう。
もっと目標は明確にすべきです。
明日からは以前の記事の続きに戻りたいと思います。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。