日本の作曲家③
次は、やはりプロデューサーとしての方が有名なのですが、この方、曲作りに関しても凄いなあ、と素直に感じています。
小林武史さんです。
まあ色々物議を醸すことも多いようですが、それはそれ、これはこれです。
プロデューサー業の方が忙しそうで、曲自体の数は少ないですけど、名曲が多いですね。というか自分が好きな曲なだけかもしれないけど(笑)。
最初にああこの曲いいなあ~、と思ったのがYEN TOWN BANDの「Swallowtail Butterfly~あいのうた~」ですね。
後、「NOW AND THEN~失われた時を求めて~」とか「あふれる」とかマイラバの曲はやはりいいですよね。
やはりプロデューサーだけあって、提供する方に合った作品を作曲しますよね。
小泉今日子さんの「あなたに会えてよかった」とか。
それとこの方の凄さは、あまりパターン化したコード進行がないところにあると思います。しかもコード自体はシンプルという点で一貫している。
複雑なコード進行の曲を作ると、コード自体まで複雑化することがままありますが、そういった点が全くないところが凄いと思います。
「Man&Woman」のようなコード進行の曲を書くと思えば、「あふれる」のような比較的シンプル目の曲を書く(もちろん必ず一捻りはありますが)、「Swallowtail Butterfly~あいのうた~」のように、ノンダイアニックコードがそれほど多くはないけれど、上手いところで使っている曲もあれば、「NOW AND THEN~失われた時を求めて~」のように、あれ?、っと思うコード進行の曲も書く。
何だかものすご~く引き出しの多い方のような気がします。
何でもっと曲書かないんだろう、と思うんですけど、やはりプロデューサーの方が好きなのかなあ...。
まあ農場まで経営する位ですから、何でも出来ちゃう方なんでしょうね。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。