テクノロジーと音楽⑰
今日はデジタル録音の進化について書きたいと思います。
昔はプロ用の機材ですら、標本化44.056kHz、量子化16ビット直線、2chという仕様だったようです。
ほぼCD並みの仕様、これで使い物になるのか、という位のスペックでしょう。
今考えると有り得ない仕様ですね。もちろん今のCDは標本化44.1kHz、量子化16ビット直線なんで、これで事足りると思われていたのでしょう。
という以前にこれ以上の仕様のものを作れなかったのかと。
ただ今では必ずマスタリング音源はより高スペックなものを使用しています。
同じスペックだと、どうしても制作過程で生じた劣化が取り戻せないからです。
で、今ではアマですら26ビット、96kHzでマスタリングを行う世界です。
正に隔世の感がありますね。
例えばマスタリングの際に何故より高いスペックのものが必要なのか、とかもう少し細かく書きたかったのですが、ここまでたどり着くのにやけに時間を使ってしまい、そろそろ駅に着いてしまうので今日はこの辺で。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。