昭和歌謡⑳
今日から改めて「昭和歌謡」について考え直してみたいと思います。
この言葉が単なる「虚構」でない限り、そこには何らかの理由があるはずです。
もちろん、この言葉が何を指すものなのか、完全に意見が一致することはありません。
もちろん言葉自体そういうものですが、この言葉の場合、また意味が違っています。
普通の言葉ではそのような現象があっても、一応の定義はある訳で、調べれば一応の答えは出てきます。
ただ、「昭和歌謡」の場合、それがありません。
「昭和歌謡」というものは調べればいくらでも出てくるのに、書かれている内容を見ると、見た限りでは全て、本文に「昭和歌謡」は出てきません。
いきなり「昭和の歌」の話になってしまうんですよ。全く説明になっていない。
おそらくそれ位曖昧模糊な言葉でしかないとも思います。
ただ、昨日も書いた通り、この言葉が使われるには、それなりの理由が必ずあるはずです。
ただこれまでの手法ではおそらく限界があって、だからこそ見えて来なかった。
なのでこれまでとはアプローチを変えたいと思います。
今後はとりあえず「昭和歌謡」ではない作品を「昭和」の作品から除外していき、残ったものが「昭和歌謡」と考えることにより、「昭和歌謡」という存在をあぶり出していきたいと思います。
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