音楽作品制作方法②
でここから本題に入ります(笑)。
自分の場合ほぼ4つの方法で曲を作ります。実際には2つの方法に近いのですが、ってどっちなんだよ、って感じですが(笑)。
自分の場合曲先、詩先でまず作り方が違います。詩先をやらない方であれば曲先の話だけで済みますが、自分の場合詩先でも作るので、詩先なりの作り方が必要になってきます。
で、まず最初に「曲先」
まず曲先であれば、自分の場合、3つの方法があります。
①メロ先
②コード先
③オケ先
の3つです。
ただ現実にはほとんど②の「コード先」になります。「メロが浮かんできた」といって曲を書く方も多いですが、こういう場合、自分に限らず自然に「循環コード」のような場合になることが多いからです。
で、今回は「メロ先」について書こうと思います。
そういう場合でも一旦循環コードにしておいて、装飾的な経過コードで作る、という手もありますが、やはり基本は循環コードですから。
もちろん循環コードを否定している訳ではありません。例えばThe Policeの名曲「Every Breath You Take」のメインの部分、循環コードです。でもやはりいい曲ですよね。9度の音をギターのアルペジオに入れることによって唯一無二の作品になった訳ですから、要は「工夫」だと思います。
あの音を使うだけで「パクリ」のように思えますからね(笑)。
あのアルペジオのパターン見つけた時には「勝った!」と思ったことでしょう。音楽に勝ち負けはありませんが(笑)。
ただ、それだけ既存の良く使われるコード進行というのは、無意識のうちに刷り込まれています。
実際に昔プロデュースした方の作品、コードも何も分からない方が曲を書いたのですが、やはり循環コードになってしまうんですよ。
歌もあまり上手いとは言えず、そのまま発表するのはちょっとまずいな、と思い、まだ自分の方が歌えるので、自分で歌ったバージョンもあるのですが、ここまで綺麗に循環かよ!、って位思いっきり循環循環してます。
著作権の問題があるので、ここには載せられませんが...。
ただ循環コードでいいから曲を書け、と言われたら、メロとコードまでであれば一日に少なくとも10曲、あ、あまり大きく出て本当に書く羽目になったらまずいので5曲にしておきますが、それ位は普通に書けるでしょう。
自意識のないままに循環コードを使う、というのはそういうことなんだと思っています。
なので自分の場合、メロ先ではほとんど作りません。実際に作ったこともありますが、やはり「ありがちなコード進行」に沿った作品になりやすいですから...。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。