空間認識⑮
以前何回かちらっと触れていることなんですが、やはり一度はっきり記事にした方がいいと思ったので、書いてみることにしました。
洋楽と日本のポピュラーとの違いです。
日本の曲って全体的な傾向としてはやはり
「音数が多くべた~っとして、音が色々鳴っているんだけれど、どわ~っとした感じでメリハリがあまりない状態で音が響く」
というイメージを持っています。
単なる偏見かもしれませんが(笑)。
ただ洋楽だとこの辺、違うんですよね。
音数が少ない、というのもあるのですが、やはり楽器の位置が聴いていて明確に分かるし、左右奥行きの感覚がしっかりしていて、「空間」に対する意識が強い印象です。
もちろんこれも「傾向」の話であって、例外も多いので、「この曲は違う」という突っ込みはしないでください(笑)。
だから極論してしまうと日本では基本やらないとされている「ボーカルリバ深め」のようなことも「あり」なんですよね。
これを日本人がやるとほぼ100%「風呂の中の歌」になりますが(笑)。
明日はこの違いがどのような要因から生じているか、について考えてみたいと思います。
いいなと思ったら応援しよう!
