作曲・編曲55

いきなり昨日までの記事を中断して前のテーマに戻ってすみません。

というかこの55という数字が正しいのかどうかも怪しいのですが…。

旭日旗のような社旗を持っている割にサヨク系とされている某全国紙を購読しているのですが、その土曜日に出る別立て紙面に、筒美京平さん好きな曲トップ10が出ていました。

まあ普通の人の感想なので、まあこんなものかなあと思っているような曲が並んでいたし、新聞の購読年齢が高いことが容易に想像されるランキングになっていました。

ただ、16位（ってトップ10じゃないけど）に入っていた稲垣潤一さんの「
ドラマティックレイン、これは名曲ですよね。

アレンジははっきり言って古いですが、まあ古い曲なので当然でしょう。

コード進行は際立って凄い、と感じるところは少ないのですが、旋律とリズムの組み合わせ、今聴いても凄いですよね。

Ａメロが極端に短く感じさせる譜割になっているし、実際に短く、Ｂメロも短い。

後、なかなかこういうサビって勇気がいるんですよ。

普通サビって高く入ることが多いのに、この曲は低いところから入り、しかもそこから一旦下がっていく形になっていて、それを繰り返して上がっていって、上げていき、最後でジグザクさせながら急降下させる、この作り方は自信がないと出来ないと思います。

多分この曲、筒美京平さんの中でも異色作ではありますが、一番いい曲のように思えます。