音楽作品制作方法⑧
「オケ先」の場合以外であれば、まあ当たり前のように「オケ」を作ることになる訳ですが、自分の場合「仮オケ」しか作りません。
歌録りの前にオケを作り込みすぎると、「最初からやり直し」になる可能性があるからです。
例えばオケを先に作ってしまうと、key高いから下げよう、となった場合、オケが破綻することが多いからです。
まあ何の意識も無く、そのまま下げる方がアマでは多いのですが(笑)。
でもありえない音が鳴っていたらやはりみっともないですよね。チェロで最低音を使っていた場合(普通の調弦ではC2ですが自分はB1まで落として使います。実際にそうしている楽曲もあることを理由に、開き直って使っているというのが実態ですが。ただこれには意味があります。ハ長調の場合、導音のB1が使えるというのはアレンジの枠が拡がるからです)、じゃあ全音下げて、になるとさすがに無理が出てきてチェロの旋律を変えるしか無くなります。
keyを変えると、そういうことがあらゆるパートで発生します。もうそうなると最初から作り直した方が早いので、最初からオケを固めない方がいいんですよ。
まあそうは言っても自分の声域は分かっていますし、keyの調整をしたことはありませんが(笑)。でもやはり怖いんですよね。
最近はもうほとんどピアノだけ打ち込んで歌録りをするようになりました。もちろん、頭の中ではある程度のものは出来ているし、そうでないと歌い辛いですから、イメージは持って歌録りしますが作り込みはしません。
もちろん他に歌ってくれる方がいれば最初からオケは作り込みます。そうしないと自分のイメージが伝わりませんからね。でも歌ってくれる方もいないし、自分で歌うのであればこれがベストな方法でしょうね。
で次に恐怖の歌録りに入ります(涙)。
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