古い音・古くない音②
一昨日のテーマに戻ろうと思うのですが…。
何から始めたらいいんですかねえ。自分で決めといて何ですが、テーマが大き過ぎました(汗)。
悩んでいてもしょうがないし、読んでいる方も少ないので、まあ適当に行きましょうか。
簡単なところから始めたいと思います。
ピアノ、この楽器の音は古くならないですよね。他の楽器が入るとまた違ってはきますが、単体で使っている限りまず古い音にはならないでしょう。
演奏レベルの高低は当然ありますし、素人っぽいピアノ、上級者のピアノ、弾く方により様々ですが、楽器の音が古くなるということはあまりないでしょう。
あまりに標準的な楽器ということも当然ありますが、それだけではないとも考えています。
音を変える手段が少ないためです。
せいぜいペダル位でしょう。むしろピアノ自体の違いやピアノを弾く時の環境の方が音の差に与える影響が大きいかもしれません。
また奏法が確立している楽器である、というのも大きいと思います。
大体どんな作品でも使われ方が一定の幅に収まっているから(というと語弊があるかもしれませんが)、というのも大きいでしょう。
誰が弾いてもピアノの音以外の音にはならないし、使われ方もある程度決まっている、しかも頻繁に使われる楽器なだけに「古さ」が出にくいんだと思います。
特にピアノの場合、誰であっても、もっと言うと人でなくても叩けば音が出るし、出た音の良し悪しはあっても、音自体が大きく違う訳ではないので、そういうことも音が古くなりにくい要因でしょう。
聴き慣れた音、というのはやはり聴いていて安心ですからね。
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