音楽作品制作方法④
やっとコード先にたどり着きました(笑)。
これは色々な意味で有効な方法です。
前に書いた通り、曲を量産する場合にも向いているし、変わった曲を書く時にも有効です。
量産する場合には「定番的なコード進行」にメロ付けるだけですし、独創的な作品を作りたければ、そこから外れたコード進行にすればいいからです。
EW&Fの「After The Love Is Gone」はおそらくコード先と見ています。あれをメロ先で書けたらよほどの天才か、頭の回線が通常の人間の回線とは違うのかどちらかでしょう。
あからさまな転調だとメロ先だと書きにくいんですよね。メロ先で書いた作品を後から転調させる方も結構多いのですが、「いかにも転調しました」になる場合が多いように感じます。
結構こういう方、多いんですよね。転調って安易に曲を特徴付けるのには適当な手法ですから。
なのでやはり転調ありきで曲を作るのであれば、コード先が適当だと思います。
ただ、転調で曲に特徴を持たせるというのはあまり芸がある方法とは言えない、と思います。曲が転調頼りになってしまって、「転調してます」をとったら何も残らない曲になることが多いからです。特にアマが転調に頼り切ると、その転調だけで「特徴のあるいい曲が出来た」と考えてしまい、転調以外の部分が凡庸な曲になるケースが多いように見受けられます。
ちょっと脱線気味になってしまったので、次回もコード先について書いてみたいと思います。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。