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昨日の記事の内容を読み返すと、リアルな打ち込みをどうするか、ということがテーマなように思えたので、テーマを明確にして、「リアルな打ち込み」について、今日は書いていきたいと思います。
前に記事にした話とも被るのですが、演奏経験の有無との相関関係は強いと思います。
あくまでも「相関関係」なので、演奏経験が無くても上手く打ち込める方もいれば、演奏経験が豊かでも、打ち込みが下手な方がいるのは言うまでもありませんが。
楽器の「鳴り方」を知っているか知らないか、が最大のポイントだと思います。
後、変な変な言い方ですが、楽器が簡単に弾ける方と、苦労して弾けるようになった方では「苦労した方」の方が打ち込みは上手いと思います。
まあこれも人それぞれなんですが(笑)。
おおまかに言うと、最初から苦労なしに弾ける方というのは、どうしたら上手く弾けるか、ということを考えていない場合も多いからです。
もちろん最初から上手く弾ける方も「上手い演奏」ということを知っているのだと思いますが、そのことに意識的でない、ということがままあるんですよ。感覚的に理解している部分が多く、頭で理解する、という感覚とは違うと思います。
で、楽器が弾けないから打ち込みが下手、とも限りません。打ち込みの下手な方に「楽器の演奏経験がない」場合は多いですが、楽器演奏経験が無くても上手い人はいます。
ただ数としては圧倒的に少ないです。
演奏経験が無い方の場合、やはり音楽をよほど聴いていないと、楽器がどのように鳴っているか、についての知識があまりないんですよ。
だからどのように鳴るのが「リアル」な感じに聴こえるかを知らない場合が多いし、やはりその点は不利になると思います。
でもこうやって書いていくと、現実に色々な楽器を弾いてみなければならないのか、という話のように聴こえるかもしれませんが、そうではありません。
全部の楽器が弾ける人なんて存在しませんから(笑)。
明日はその辺の話について書いてみたいと思います。