作曲・編曲㊴
一旦この連載も再度中断しようと思ったのですが、ミュージックフェアの松本隆特集を思い出して気が変わりました。
「ルビーの指輪」、いい曲なんですけどやはりアレンジが古いんですよね。
あのイントロの不思議な音はピッチベンドホイールで弾いていた、というのは初めて知りました。
キーボード弾いててもまず使うことはなかったので、ある意味新鮮でした(笑)。
でも多分、あれって当時は物凄く斬新なアレンジだったんでしょうね。同じ頃の曲のアレンジと比べると、明らかに異質な感じです。
まあ同時代的に聴いていた訳ではないので、実際のところは分かりませんが(笑)。
前にも書きましたが、曲自体が独特の構成なんですよね。イントロと間奏を除くと、2つの部分しかありませんから。
ただこれは最初がサビでない、という方はいないと思います。
サビに挟まれた部分をAメロと呼んでいいのかは定かではありませんが。
基本的には洋楽に良くある構成の曲で、chorusーverseで出来た曲なのでいわゆる日本のポピュラー音楽と同じ考え方で解釈してはいけないのかもしれません。
ただ、もちろん日本で言うところのポピュラー音楽のような、「AメローBメローサビ」という構成の曲も洋楽にはあります。
ただ日本のように、大半の曲がこういう構成で作られている、ということではないだけの話です。
ただ「ルビーの指輪」の場合、明確に冒頭部がサビだと言うことも出来ると思います。
それは最後の部分で同じ部分の半音上げ転調が出てくるからです。
この転調を行うことによってここがこの曲のラスサビになります。
終わりの部分からサビが明確になる、というのも不思議な話のように思われるかもしれませんが、曲の構造というものはそうやって理解されるものです。
まあ音楽の構造がどうであれ、聴いて良ければそれでいいんですけどね(笑)。