作曲・編曲150
実は昨日記事を書きながら、少し引っかかっていることがあったので、今日も継続したテーマで書くことにしました。
本当に「自分」の「スキ」だけで音楽をやってよいのか、という問題です。
前言撤回みたいになりますが、やはりそれではダメなんですよ。
音楽はあくまでも「聴き手」あってのものです。
「自分」の「スキ」だけだとその観点が抜け落ちてしまう。
自分で聴くだけ、もしくは自分で制作することが目的ならそれでもいいのかもしれません。
でも、そういう方は少ないでしょう。他の方にも聴いてほしいと考えて作っている方が大半だと思います。
もちろん「自分」」の「スキ」が同じように他者の「スキ」につながっているのであれば、何も気にすることはない。
ただ、やはりここには「差異」があるのが普通でしょう。
自分は他者とは違う存在なのだから。
だからやはり「自分」の「スキ」だけではダメです。
実はここが落とし穴になっているような気がしています。
YouTubeでも聴いてもらえない方の作品って、「自分」の「スキ」だけなんですよ。
「チャンネル登録お願いします」と言われても、「自分」の「スキ」だけで制作した作品というものは「チャンネル登録しなくてもいいです。好きにやってます」、というのと同義なんですよ。
それでチャンネル登録される訳がない。
やはり、聴かれるためには「自分」の「スキ」と他者の「評価」を共に満たす必要があります。
明日はその点について考えてみたいと思います。
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