よく聴く曲⑥
今日は再び平日に必ず2回聴く曲について書きたいと思います。
宇多田ヒカルさんの「真夏の通り雨」です。
前回と同じ人じゃないか、と言われるかもしれませんが、テーマの設定上しょうがないんですよ(笑)。
元々「Fantôme」自体が好きなアルバムですし、「二時間だけのバカンス」も良く聴きますからね。
この曲は「花束を君に」より、更にシンプルですよね。
曲の構成も独特ですし。
自分的には冒頭部がサビだと思っていますが、人によって解釈が違いますからね。
いきなりピアノで和音を鳴らした後、ボーカルのみになり、4つ打ちのピアノが加わるところ、やはりこれだけで表現になるんですよね。
普通なら怖くて出来ないと思います。
で、薄くベースが入りますが、途中からドラムが入ってもキックだけ。
で、次にコーラスを加え、PAD系のシンセがバックに入り、ストリングスが加わる、
と書いてみて改めて考えると、普通ではありえない編成ですよね。
普通の人ってやはり通常の編成を何も考えずになぞってしまうことが多いと思います。
ドラムとベースは入れなきゃいけないとか、ドラムはこう叩かなきゃいけないとか、やはりギターは必要だとか、そういうことが無意識のうちに所与の条件となってしまっている。
そう考えると宇多田ヒカルさんの場足、完全にそういうところから自由なところで音楽を作っている。素晴らしいことだし、凄いことだと感じるし、実に勉強になるアレンジ。
自分も変則編成が多いので、ああ、これでいいんだ、と思わせてくれる作品です。
まあ自分がほっとしたところで、周りの方々には何の影響もありませんが(笑)。
ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。