ミュージシャン⑤EL&P⑫Black Moon

ずっと止めたままにも出来ないので、この辺で先週までの記事を再開したいと思います。

ちょっとこの辺になってくると、あまり気が進まなくなってきますが....。

やはりこの辺になると、もはやEL&Pではない、という方が多いかもしれませんから。

まあ確かに分かります。ただそこまで酷いアルバムという訳ではないと思います。

「Works, Vol.2」よりはずっといいアルバムだと思うんですけどね(笑)。

なんで酷評されるのかが良く分からないんですよ。「Works, Vol.2」よりEL&Pらしいかもしれません。

少なくともあの当時のEL&Pよりもメンバーが同じ方向を向いているように思えるんですよね。確かにGreg Lakeの声は変わってしまっていますが、「Farewell to Arms」は好きな曲ですし、「Close to Home」の美しさであったりとか、そこら辺のアルバムよりは全然いいと思うんですよ。

「Paper Blood」や「Changing States」はいかにもEL&Pですしね。後者はむしろもう一つのEL&Pに近いかもしれませんが(笑)。

これも先入観なしで聴けばいいアルバムなんですよ。核になる部分がないのは否めないけれど、多分もうこの頃はそういう時代じゃないんですよね。

音楽をやっている以上、時代と共に変わっていく部分がない方がおかしいんですよ。

同じものを求めるのは単なる懐古趣味ですから。

ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。