音楽は儲かるのか⑧
今日は予告通りサブスクについて書きたいと思います。
ここで稼げる方は極めて少ないはずです。
1回再生でコンマ何円の世界ですから。
まあ当たり前の話で、定額サービスだから、どの曲が何回再生されようが、運営会社としてはあまりメリットはありません。
だから単価としては安く設定せざるをえない。
ミュージシャンへ払う費用は変動しますからね。
簡単に言うと1回1円だとすると、1億回再生されれば、1億キャッシュアウトが発生する。
でも1曲0.1円であれば、1千万のキャッシュアウトで済みます。
だから、ほとんど聴かれない曲がたくさんあった方がいいんですよ。
「聴ける曲数が多い」というのはその運営会社にとって宣伝になります。
聴き手がどの運営社のサブスクを選ぶかによって、聴ける曲の数は増減しますから。
で、何曲聴けるか、ということを謳うには、無駄な曲(完全に聴かれない曲はアウト。登録に対するイニシャルコストが発生するから)があった方がいいんですよ。
少ししか聴かれなく、でもイニシャルコストが賄える曲というのは貴重な存在。
まあ「自分の儲け」とは関係ない、と思われるかもしれません。
でも実際は違います。
明日はその点について記事にしたいと思います。
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