DTM㉔
で昨日話が脱線したので、話を元に戻したいと思います。
Vari Audioでのボーカルのピッチ補正の問題です。もちろんピッチ補正自体は一般的に行われている行為であって、否定してもしょうがない話です。上手い方であってもピッチ補正は必須、と言ってもいいかもしれません。
やはり上手い方でも、ちょっと残念な部分とかあったりするものです。そういう部分の微調整にはやはり有効です。
ただ特殊な効果を狙って意図的に行う場合以外は、やはり「微調整」するためのツール、という位置づけだと思います。
やはり極端に音を変えるとおかしな音に聴こえるものです。例えばピッチ補正でオクターブ音程を変えることも出来ますが、そこまでやると声自体が不自然に聴こえるようになります(これをやってでも聴かせたい場合は更に別の処理をすることになります)。
基本はそういうことをするためのツールではなく、少しずれた所を補正したり、少しニュアンスを変えてみるためのツールですから。
もちろん「歌」に対する理解も必要なことは言うまでもありません。それが昔自分には無かったから、極端な処理をしてボカロに間違われるようなことをやっていた訳です。
ただいい勉強にはなりましたね(笑)。後、今回リメイクしようと思ったきっかけもまずは「歌」でしたが、やはり今聴いてみるとオケにも色々問題点があったので、全面的にアレンジをやり直しました。
そのおかげで6月配信予定の作品は、歌はともかく、作品としてはリメイク前と比べると、天と地とほどかけ離れた作品に仕上がったと感じていますが、これも昔ボカロっぽい歌にしていたからこそなんですよ。ちゃんと歌えていたらリメイクしようと思わなかったかもしれませんから(笑)。
やはりなんだかんだ言っても、自分自身の成長を実感出来ました。歌以外は(笑)。
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