ミュージシャン③Billy Joel~7

次は「Glass Houses」ですね。

正直このアルバム、自分には良く分かりません。別に曲が悪いかというと、そういう訳ではないのですが、曲を思い出そうとしても、出てくるのに時間がかかります。

なんというか、メリハリがないんですよ。前二作はゲストミュージシャンが多数参加していたのに対し、こちらが固定メンバーでやっている、という影響もあるのでしょうが、やはり曲のバラエティ自体がそれほど豊富でない、ということも大きいと考えています。

後、イメージの固定化を避けようとしたような感じもするんですよ。

やはり三度同じことをされたら聴き手が飽きるかもしれませんし。

この辺の塩梅って難しいんですよね。ミュージシャンとしての「色」がないと埋もれてしまうけれど、「色」が強いと、聴き手が固定化されます。

そういう意味では、個人的な印象はともかく、このアルバムを制作したのは間違いではないのでしょう。

セールス的にも成功してますしね。

そう考えると、やっぱり上手いことやってますね。



ほぼ書きたいことを書いていて、読んでいただけることも期待していませんが、もし波長が合えばサポートいただけると嬉しいです!。