1998年⑤
次に出てくる方の名前と言えばやはりこの方でしょう。
椎名林檎さんです。
って言っても何で浜崎あゆみさんの次なの、と思われるかもしれませんが(笑)。
一応理由はあるんですよ。実はこれまで書いた3人の方は、98年から活躍していたのに対し、椎名林檎さんは98年の時点ではメジャーとは言い難い存在でしたから。
極端かもしれませんが、98年デビューという観点からすれば「モーニング娘。」の方が遥かにメジャーでしょう。
ただこのグループはメンバーが変わるので、今活動していても対象外の扱いにしています(笑)。98年にいた方達とは全く違う方達が今はやっている訳ですし、音楽性自体も全く変わっていますから。
で話を戻して、椎名林檎さんでしたね(笑)。
ただ書いておいて何なの?、と言われそうですが、正直なところ好きか好きでないか、と言われると困ってしまいます。
というよりあまり好きではない、という方が正しいような気がします。
明確に好きと言える曲は「ギブス」位だと思います。
何だか独特の雰囲気があって、そこの部分が生理的に合わないというか、正直苦手です。
あと、何だか色々な音楽性を無理矢理「歌謡曲」の枠に押し込んでいるように思えるんですよね。
もちろん、椎名林檎さんがその後に残した影響が大きいことは確かですし、その事は認めているのですが、やはり好きにはなれないです。
「Just the Two of Us進行」も日本では丸サ進行と呼ばれている位ですからし、個人名なり曲名がコード進行の名前になっているのは、他には小室哲哉さん位ということを考えると、やはりその後の音楽に与えた影響は大きいんだと思います。
ただやはり単体だとアクが強すぎるというか、そんな感じです。東京事変でも同じイメージです。
ただ宇多田ヒカルとやっていた「二時間だけのバカンス」だといい味出しているんですよね。
この曲についてはどこかで一度触れたいと思いますが、またそれは後日にでも。
この曲だと、椎名林檎さんの個性が上手く中和されているようで、そこがいいんですよね。
こう考えてみると、どこかしらアクが抜けた部分があれば、個人的にも「好み」になるような気がします。
ファンの皆様、書きたいことばかり書いてごめんなさい(汗)。