『兼用』が苦手
『シノワズリーモダン』で注文していた素敵な日傘が届いて昨日の夜からうきうき。
金魚の模様がついていてとってもかわいいのです(金魚って、品種改良を繰り返して作られた奇形なんですってね。その話を聞いてから退廃・倒錯・デカダンスって感じで金魚のことを気に入ってしまいました。飼いたいなあ)。
デザインは素敵なのだけど、1つだけきになるのが『晴雨兼用』なこと。
『兼用』って概念は本当に意味がわからなくないですか?虫唾が走るほど嫌いです。
1つのものを2つの違う用途に使用させようとする、その卑しい根性が気に入らない!
100歩譲って、商売なのだからモノに利便性だとかお手軽・お得感だとかを求めている人の需要にこたえようとするのはいいけれど(良くないけど。美しさを重視して欲しいけど。むしろ不便で窮屈なものこそ素敵なことが多いの)、限度はわきまえてほしい。
兼用商品を作るのは私としては限度を越えてる。うまく言語化できないけどとにかく嫌。
使う側の工夫によって本来意図されていないたくさんの用途に使うのはいいのだけど、提供する側はそんなこと考えなくていいの。下品なことはやめてください。